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小学生ら 琉球漆器で味わう特別給食に感動

学校給食の意義や役割について考え、その充実を図ることを目的にした全国学校給食週間に合わせ、浦添市内の小学校で特別な給食会が開かれました。子どもたちが給食で使ったのは琉球王国時代の文化を今に伝える伝統の琉球漆器でした。

24日から始まった全国学校給食週間を前に、浦添市の前田小学校では23日、4年生を対象に琉球漆器と琉球料理について学ぶ特別授業が開かれました。

学芸員や栄養士の話を熱心に聞く子どもたち。この日は特別に漆器に盛り付けられた給食です。市の美術館に多く収蔵されている漆器の美しさや漆工芸について理解し、伝統的な琉球料理とともに味わってほしいと用意されました。

給食会に参加した児童は「おいしい。いつも食べてるのと違う」「見た目も豪華になってる気がする」と話し、また別の児童は「この漆器のツルツル感」「いつも食べてるのと同じだけど昔に戻ったみたいな感じがする」と話しました

いつもとは一味違う給食に子どもたちの箸は進み、あっという間にたいらげていました。