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嘉手納の黙認耕作地で新たな警告で立ち入り制限

牧港補給地区の移設先になっている沖縄市の嘉手納弾薬庫知花地区の黙認耕作地で、12月1日から耕作者らの立ち入りを禁止する新たな警告看板が設置されました。

沖縄市の嘉手納弾薬庫知花地区では、戦後、元住民など約60人がアメリカ軍の提供施設内で農業を営んでいます。

しかし、国はこの地区に浦添市の牧港補給地区にある倉庫群14棟などを移設する計画で、耕作者たちに立ち退きを求めてきました。新たに設置された看板は「許可なく立ち入ることはできない」とこれまでより強い文言で警告しています。

2016年8月には沖縄市の桑江市長も移設の受け入れを表明。

国は耕作者に対し、現場の所有物の強制撤去について同意を取り付ける作業も進めていて、今後、倉庫群の移設計画が加速しそうです。