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秋の叙勲&県功労者表彰

秋の叙勲受章者が発表されました。沖縄県関係者は36人が受章しています。

旭日小綬章は、元沖縄市長の東門美津子さんら3人が受章しました。受章した東門元市長は「その地域の首長というのは、市民の生活が一番大事です。その中でどこに重きを置いていくかと言うと、私の中では子どもというのが強かった。(今後は)議会に、できることなら(女性)半分と言いたいが、一挙に半分と言うのは無理です。男性社会ですから。そこに1人でも2人でも、少し風穴を開ける意味でも、女性議員を誕生させたい」と話しました。

旭日双光章は組踊立方の眞境名正憲さんらご覧の4人の方々が受章しました。瑞宝重光章には元判事の仲宗根一郎さん。瑞宝中綬章は、いずれも教育研究功労としてご覧の3人の方が受章しました。瑞宝小綬章はご覧の方々が受章しました。瑞宝双光章は、ご覧の方々が受章しました。瑞宝単光章の受章者はご覧の方々です。

一方、長年にわたって沖縄県の発展に貢献した人に贈られる県功労者の表彰式典が開かれ、元県議会議長の外間盛善さんら10人が受賞しました。式典で翁長知事は「皆さまの輝かしいご功績は、県民が等しく認めるところであり、沖縄の将来を担う若い世代の模範となるものであります」と祝いの言葉を贈りました。

受賞者の中には、長年、沖縄戦で亡くなった人の遺骨や遺品の収集を続けている、この方の姿もありました。國吉勇さんは「出来るだけ、身元がわかるような遺品が出てきてくれたらと願いながら続けてるわけです。もう3月には引退宣言したんですけど、壕に掘りにはいかないんですけど、資料が何十万点てあるから、見学に来た時には説明してあげてます」と話していました。

受賞者は、家族などに囲まれて改めて受賞の喜びをかみしめていました。