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台風の停電でクルマエビ80万匹死ぬ

4日に過ぎ去った台風18号の被害です。久米島では停電の影響で養殖されていた特産のクルマエビ80万匹が死ぬ被害が出ました。

台風18号は、クルマエビの生産量日本一を誇る久米島を直撃しました。こちらの養殖場では、約2日間に渡った停電により、6つある養殖池に酸素を送り込めず、養殖していたクルマエビ500万匹のうち、約80万匹が死にました。被害額は約4000万円に上るということです。

養殖業者によると、2日間も電気が止まるのは初めてのことで、島内では発電機を調達することができなかったということです。

大きなエビは出荷を1ヵ月後に控えていたということで、業者では「残ったエビを大きく育てて、なるべく取引先に迷惑をかけないようにしたい」と話していました。