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シリーズつながる×食べる緑化です。最近は、花の苗木を植えたりゴミ拾いをしたり雑草を抜いたりとボランティアでで緑化活動をしている団体が徐々に増えているそうなんです。そんななか、どうせ緑を植えるなら食べて緑化を楽しもうと活動をしている団体がいます。その目的とは・・・・・?

子どもの反応「酸っぱいというより苦い」

那覇市新都心公園の花壇で月に一度、草取りや有機苗の植え付け作業を行っているのは、第五空間創造部。

シリーズつながる×食べる緑化 自然に触れて”食べて”考える

メンバーは、医師や弁護士・食のアドバイザーなど様々です。これは、都会の一角でも子どもたちが土いじりを通して自然を体感できる環境や場所を提供したいという思いで今年3月から始めています。

石川清和医師「五感を使って食育をしようということで自分で触れて見て、においをかいで食べて後は、耳も使うそういうものを含めた食育ができる場所としてここの美化活動はしています。」

ここには、ハイビスカスなど見て楽しむ花だけでなく食卓に活用できる四季折々の野菜の花もあります。中には、あまり見ることがない珍しい野菜も。オクラの味がする「リーフオクラ」や「モロヘイヤ」「ルビーローゼル」の苗も植えられていていろんな植物に触れることが出来るのです。

「芋を見つけるところ芋。ほんとだー小さいけど。ちゃんと実がなっている。すごい。もっと大きくなれ。えいえい。」

参加しているメンバー「もともと野菜ってどうやってなったりするのあか分からないからさっきの芋みたいにすごいいい経験になってるかなー。普通にそこら辺から生えているのを見て『ママこれは、食べられるのって?「これは、無理でしょ』植物に興味を示すようになりましたね。」

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さらに、多くの人が植物に興味を持ってほしいと植物の横についているタグをスマートフォンにかざすと・・その情報がすぐに見ることができます。そこには、レシピや栄養価、葉っぱの積み方の情報も掲載されています。

山口さん「この花は何だろうこの葉っぱは何だろう、どうやって食べるんだろうと興味もらったらその場ですぐにスマートフォンをかざしていただいて、どんどん持っていただいたり楽しんでいただけたらなと思います。」

だれでも収穫が可能で最近は、道行く人にも活動のことが口コミで広がっています。

道行く人は「お友達の家に行くときにちょっとあげたりとかしています。那覇では、なかなか地面は手に入ることができないから。こういうところがなんか魅力を感じるんです。」と話します。

当初は、雑草で荒地だった花壇ですが、第五空間創造部のメンバーの手によってこのように変わりました。

「みんなでいっぱい植えるぞーえい!」

ボランティアメンバーは、今では15人。徐々に増えています。この日は、メンバーの子どもたちの友達も参加しおよそ40人が花を植えました。

子ども「ミミズは、硬かった最初はみてむにゃむにゃしていると思ったら固かったからびっくりした。」

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子ども達「食べるの?たべれるの?」

ボランティアメンバー「ここも葉っぱも茎も食べれる。」

子ども達「いらないいらない。」

ボランティアメンバー「これおいしいんだよ。」

子ども達「いらない。」

始まったばかりの第五空間創造花や野菜などで都会のオアシスの場を作ってくれそうです。

子ども「ここに来たおばあちゃんがさ漬物にして食べたらいいって。」

子ども「野菜をとってからこれは、できている(実っているな)ってうれしかった。」

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子ども「葉っぱ天ぷらにしたらおいしいって。」

子どもたちは、土に触れる楽しさだけでなく、観察する力や我慢する力を学んだようです。

私も子どもと参加したことがあるんですが、朝早起きするので清々しい気持ちになるのと、土から芽が出て成長する植物をみるとやっぱりうれしくなりますね。

虫を怖がっていた娘も少しだけ触れるようになりましたよ。第五空間創造部では、毎月第二日曜日朝7時から作業を行っていますので興味のある方は、ぜひ参加して欲しいと話していました。

16-09-22-q05