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16-09-05-03

県内で生活保護を受給している世帯のうち、高齢者世帯が初めて半数を超えたことが県のまとめにより分かりました。

県がまとめた6月分の速報値によりますと、県内で生活保護を受給した世帯のうち、高齢者世帯が占める割合が50.1%、2万7269世帯と初めて半数を超えたことが分かりました。特に、高齢者の単身世帯の数が1万2555世帯と最も多くなっています。

県の担当者は、こうした背景には、高齢者の労働市場が無いことや核家族化が進んでいることなどを挙げ、「今後も生活保護を受給する高齢者が増加するだろう」と分析しています。沖縄県内の生活保護率は2.54%と全国で5番目に高くなっています。