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16-06-12-01

沖縄戦当時、本島北部で戦争を体験した人たちが、地元の高校生たちと戦跡を歩いて戦争について考える学習会がきのう行われました。

この学習会は、戦争があった現地で体験者から直接話を聞くことで若い世代の人たちが当時の状況に想いをめぐらせることを目的に、毎年この時期に開かれているものです。

きのうは北部地域の県立高校の生徒らおよそ50人が参加し、当時学徒動員され看護活動にあたった上原米子さんらから証言を聞きました。

上原米子さん「ろうそくを立てて、軍医の手元を照らして手術したんですね」真剣な表情で話を聞いた生徒たちは、「辛いことでも話してくれる戦争体験者の平和への想いを受け継ぎたい」と話していました。