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16-03-29-r

元白梅学徒中山きくさん「一番大事なこと命どぅ宝平和が一番だから私たちのような戦争のある人生を歩ませたくないという思いでやってきました。ここで青春を語る会の活動を終了します」

沖縄戦当時16歳や17歳の若さで看護隊として戦地に動員された元女子学徒たち。

次世代に沖縄戦の体験を伝えることで恒久平和を訴えていこうと県内外で証言活動を続けてきました。

会では毎月定例会で、過去の戦争と今起きていることをどう結び付け講話をするか学習会も行なってきました。

元白梅学徒中山きくさん「この法案が国民の命と幸せな暮らしを守るというのが私たち体験者にはわからない」

元宮古高女志賀芳さん「アメリカに寄りかかって言うこと聞かないといけないという感じを受ける」

元宮古高女砂川末子さん「総理は戦争知らないですよねだから(戦争を)引き起こすんじゃないかね」

元八重山高女徳山昌子さん「体験者が必死になって言っていることをなぜだろうともう少し若い人に分かってもらいたいなと」

「自分たちと同じ戦争の道を歩んでほしくない」元女子学徒たちの強い思いは15年にも及んだ証言活動が物語っています。「いつか来た道」への懸念、その不安を抱えながら会としての活動に終止符を打ちました。