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第1回国地方係争委開催

国の是正指示を不服とする県の審査申し出を受け、24日、早速1回目の国地方係争処理委員会が開かれました。

県は23日、国交省が16日に出し直した承認取り消しに対する是正指示を不服として、国地方係争処理委員会での審査を申し出ていました。これを受け、24日に1回目の委員会が開催され、今後の委員会の進め方などが話し合われました。

小早川光郎委員長は委員会終了後会見にのぞみ「本審査申し出が適法であることを前提として、今後、国土交通大臣の是正の指示が違法であるかどうかについての審査の手続きに入ることに致しました」と述べました。

また小早川委員長は、今後の流れについて「国交大臣に審査申し出を伝え、答弁書の提出を求める。その答弁書を知事に送付したうえで反論書の提出を求める」と説明し、双方の証拠調べ申し立て、および証拠提出期限を4月8日までとすると話しました。

さらに、知事本人から申し入れがあれば直接意見を聞くことも検討するということです。

前回は門前払いだった係争処理委員会でしたが、今回は国の関与を認め、ようやく審査に入ることとなります。なお、委員会での審査結果は90日以内に出され、次回は4月8日以降に開かれます。