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辺野古の埋め立てをめぐる裁判で国との和解が成立したことを受け、県は3月9日、国を訴えた抗告訴訟を取り下げました。

9日、午前、沖縄防衛局長が審査請求などを取り下げたことを伝える国土交通大臣からの文書が、県海岸防災課に到着し、受理されました。文書では、3月4日付で沖縄防衛局長からの審査請求と執行停止の申し立てが取り下げられたため、国が工事を続行する根拠となっていた「執行停止」が効力を失い、審査請求手続きも終了したと通知しています。

これを受け、県は、国を相手に訴えていた抗告訴訟を取り下げました。これで、国と県とで争われていた3つの訴訟はすべて一旦終了したことになります。