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16-02-23-007

那覇市初の試みです。

那覇市消防局は、聴覚障害者の救急患者に対応するため、隊員や看護師を対象にした手話勉強会を開きました。

手話勉強会には、24時間勤務明けの現役救急隊員や、救急病院に勤務する看護師など、およそ25人が参加しました。勉強会では、実際に聴覚障害を持つ女性が講師を務め、手話が、表情や肩の動きなど、体全体を使った言語であることなどが説明され、救急の現場でよく使われる言葉を、手話で表現しました。

手話講習は「指を自分の方に向けるんですね、これを動かすんですね、これめまいです、両方の指でやるといいでしょう」と話します。

そして参加者は「手話自体が、症状に対しての動作というのがあるので、これまた外国人の対応にも活かしていければなというのを23日は勉強して感じました」と話します。

参加者は「安心してください(手話)、どうしました?(手話)、表情豊かにいきたいと思います」と言います。

開会中の県議会では、手話言語条例が制定される見込みで、市町村の積極的な取り組みが求められています。