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広島の大学生が沖縄戦を歩いて学ぼうと毎年行なわれている研修があります。10回目となる「オキナワを歩く」2016年も多くの学生が沖縄にやってきました。

広島経済大学の岡本ゼミでは沖縄戦体験者の話を聞きながら慰霊碑や慰霊塔を巡礼する沖縄研修を2007年から行なっています。

10回目の2016年は2年生から4年生37人など総勢50人が参加、到着後はさっそく陸軍病院として使われていた南風原町の壕に向かいました。

岡本貞雄教授が参加した学生に対し「歩いているその下に70年前に倒れた方がおられたことをしっかり思って歩いてください」と呼びかけると学生も「昔のことを見つめる気持ちで歩こうと思います」と話していました。

学生たちは22日から3日間、およそ40キロの道のりを71年前の悲劇を思いながら一歩一歩進んでいきます。