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障害による差別をなくすために

障害を理由とする差別の解消を推進する「障害者差別解消法」が4月に施行されるのを前に、県内の大学関係者を対象にした研修会が19日に琉球大学で開かれ、障害のある学生への対応について考えました。

講師を務めた熊本学園大学教授で弁護士の東俊裕さんは、障害者が被る社会的不利や障害をどう考えるかなどについて話した上で「障害は多様で問題となる状況も様々。社会的な壁を特定し、それを取り除く手段を検討する必要がある」と訴えました。

県内の大学関係者の女性は「皆さん理解すればすごく協力的になるんですが、なぜこれが必要かというのを理解するまでがちょっと時間がかかるかなという感じ」と話し、県内の大学関係者の男性は「視覚障害の方が大学施設を自由に歩ける施設というのはどういうものなのか、施設課としては考えていかなくてはいけない」と話していました。