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2月17日、県外の大学生たちが沖縄戦の遺骨収集に参加しました。学生たちはどんな思いを抱いたのでしょうか。

この活動は悲惨な戦争に向き合い平和な未来の実現を目指す学生ボランティア団体が企画したもので関東や関西の大学からおよそ160人が参加しました。学生たちは遺骨収集の現場に向かう前、4歳の時に沖縄戦で父を亡くし、戦後も収容所での過酷な体験を強いられた平良宗潤さんの話も聞きました。

話を聞いた学生は「壕の中で子どもが泣くから殺してしまえみたいな話があって。戦争って人間としておかしくなっていくものだなと感じて怖いなと思いました」と話し、また別の学生は、「辛い思いをして話してくださっていると思うんですよ。その思いを1つでも無駄にしないように遺骨収集を私たちが精一杯していきたいなと思います」と話していました。

学生たちは20日まで遺骨収集を続けます。