※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
戦後70年 時を超えて卒業証書

戦後の混乱や教育制度の移行により、小学校の卒業式が開かれなかった人たちに70年あまりの時を経て13日卒業証書が手渡されました。

授与式には、戦争直後の混乱や新たな学校教育法のもと、教育制度が6・3制に移行したために小学校の卒業式を経験できなかった78歳から82歳までの卒業生5人が出席。津波津賀子校長から、実に70年余りの時を経て念願の卒業証書が手渡されました。

上原興一さん・78歳は「戦争があって、卒業証書もらえなかったんですよ。だから今日は良かったです」と話し、82歳の長嶺健一さんは「感無量です。やっぱり思うのは、友達がいないということ。同級生がほとんど亡くなってるんですよ。それが一番さみしいですね(涙)」と話していました。

卒業生らは、同窓生や家族と一緒に、喜びを分かち合っていました。