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係争処理委決定は不服とし県が新たに国を提訴へ

辺野古への新基地建設を巡り、2015年12月に県の申し出を却下した国地方係争処理委員会の決定は不服だとして、県は早ければ来週にも国を提訴する方針です。

15日午前、県庁で記者が翁長知事に質問。あらゆる手段をということでしたが(提訴の)検討はとの記者の質問に「そうですね」と答え、前向きに提訴を検討するのかの質問には「はい」と頷きました。

翁長知事は15日午前、このように答え、新たな提訴を検討していることを明らかにしました。

辺野古の埋め立て承認を巡り、翁長知事の「取り消し」の効力を止めた国土交通大臣の決定を不服として申し立てた県に対し、係争処理委員会は2015年12月、県の申し出を却下しています。

これについて県は2月3日の期限を待たず、早ければ来週にもこの委員会の決定を不服として提訴する方針を固めました。辺野古への基地建設を巡り、国と県が争う裁判はこれで3件目となります。