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高校生大麻逮捕事件受け 県立学校緊急校長会

県立高校に通う男子生徒が、大麻所持の疑いで逮捕された事件を受け、県教育庁は緊急の校長会を開きました。改めて指導の徹底を呼びかけています。

14日の緊急校長会には、県立学校の校長らが集まり、高校生が大麻所持で逮捕された事件の概要や今後の薬物指導のあり方について報告がありました。

この中で、県薬務疾病対策課の担当者は、2015年1年間の未成年者の薬物事犯の検挙者数が県警の速報値で8人と、2014年に比べ増加していることや、2014年から未成年の大麻による検挙者数が増加している事を指摘しました。

県教育庁では事件を受け、対策チームを設置し、従来の薬物乱用に関する緊急マニュアルの改訂を決め、さらに各学校に通知し、スマートフォンのフィルタリング設定の徹底などを呼びかけています。

14日の会議は集まった校長らが報告を受けるという形で終わりました。事件の背景を把握し、今後、再発防止のため、家庭と連携した対応がどれだけできるのか、より具体的な対策が求められているように思えます。