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続いては、高校野球冬の風物詩・野球部対抗競技大会です。春、そして夏の大会へ向け冬場のトレーニングに取り組む選手たちがその成果を競いました。

走る!投げる!打つ!

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身体能力の高さを競い合う、野球部対抗競技大会。

44回目を迎えるこの大会は、宮古・八重山の各会場を含め58校、およそ2千人が参加。春、そして勝負の夏に向け、冬場のトレーニングに励む選手達がその成果を競いました。

今年の冬は何と言っても暖冬。それは、練習にも影響したようです。

コザ金城愛也選手「温度差が激しいので暑くなったり寒くなったりが走りづらかったです。」

小禄銘苅梨氣主将「気温ではまず長距離走った時にいつもより暑くて暑さとの戦いもありました。」

那覇嘉陽光主将「精神面で暑い分苦しい中で支え合って声をかけあうことがチーム力向上につながっている」

毎年、この大会での成績上位校がその後の大会でも好成績を収める傾向が強く各校、1秒でも速く、1メートルでも遠くを目指し、競技に取り組みます

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その中でも一際結果にこだわるのは、三連覇を狙う糸満高校。

糸満大城翔太郎外野手「これから春と夏あるのでこれでまた上位の成績を残したら別のチームにもプレッシャーをかけられるので。今年も三連覇でいきたいと思います。」

今年も糸満は、足に自信をのぞかせます!1500メートル走では、上位を走る選手が目立ちました。

そして何より力が入るのはこの大会もっとも盛り上がる1800メートルリレー!

糸満桃原虎雅右翼手「1800メートルのリレーがあるのでそれに向けて去年も良いタイム出して1位なので。プレッシャーなんですけど力入れてみんなで必ず三連覇を成し遂げたいです。」

糸満を含め、予選を突破した10チームが決勝に挑みました。

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一斉にスタート!

なんとここで糸満が転倒!さらに転倒者続出!波乱の幕開けです。

スタートで後れを取った糸満ですが、王者が見せた快進撃!徐々に糸満順位を上げていきます。

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実況岡安剛さん「さあ、混戦の中糸満がここへきて出た!去年の優勝糸満がここへきてトップに出ます。ゴールに向かう3人だが中部商業3位から順位を上げた!糸満を抜いた!中部商業!トップでゴールイン!」

最後は、糸満をかわした中部商業がゴール!結果を残せたチームも、そうでなかったチームもこの冬場さらにトレーニングに励み、春、そして夏に挑みます。

この競技大会の結果はおよそ1カ月後に発表されるということです。以上スポーツでした。