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マイナンバー制度の実質的な運用のスタートとなった1月3日、那覇市のハローワークでは12桁のマイナンバーを利用した初めての手続きが行われました。那覇市のハローワークでは新たに乗務員を雇用したタクシー会社の社員が、雇用保険の新規登録に訪れ、従業員のマイナンバーを記載した書類で手続きを行っていました。

タクシー会社の社員は「今年から適用されるということで書き入れて参りました。ちらほらと(不安の)声は上がってましたけども、職場のほうに提示するということで、皆さん協力していただきました」と話していました

また、3日は県社会保険労務士会も届出を行い、「マイナンバーの提出を会社に求められた場合には提出してほしいと」制度への理解を求めていました。

ただ、訪れていた、ある会社の総務担当者は、「個人情報流出の懸念から、およそ半分の社員しかマイナンバーを会社に提示していない。仕事も心労も増えた」と不安を打ち明けるなど理解が不十分なままでの制度のスタートとなっています。