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北谷町議会の照屋正治議員は「万一、環境汚染が発生した場合には、その調査及び浄化対策を日米両政府で実施する体制を確立する必要がある」と話します。

11月、北谷町にある嘉手納基地返還跡地の住宅用空き地の地中からダイオキシン類が検出された問題について北谷町議会で住民説明会などを求める意見書が全会一致で可決されました。

この問題は北谷町上勢頭の嘉手納基地返還跡地で11月、宅地の地中からアメリカ軍が廃棄したとみられるコンクリート片や木片などの生活ゴミが見つかり環境基準値の1.8倍にあたるダイオキシン類が検出されたものです。

北谷町議会では、21日この環境汚染に関し沖縄防衛局に住民説明会の開催などを求める意見書を全会一致で可決しました。意見書では住民説明会の実施の他基地から派生する環境被害に万全の措置を講じることなどを求めています。

北谷町議会は21日午後この意見書を沖縄防衛局に提出しました。