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正月儀式の金杯・銀盃などお披露目

琉球王国時代の正月儀式で使われていた道具が長い歳月をかけ復元されました。

石橋記者「15年かけて正月の儀式に使われる道具の一部が復元されました。こちらの金杯・銀盃は煌びやかで厳かな感じがします」

今回15年かけ復元されたのは文化を伝える16件の歴史的な道具で、中でも金杯銀盃は琉球王国時代に国王と家臣が酒を酌み交わし正月を祝う「三御飾御規式」という儀式の中で使われたものです。

金杯銀盃の復元は、杯の内と外の金と銀の配合の違いの特定などに8年の月日がかかったということです。

美ら島財団上江洲安亨課長は「この技術を普及していって新たな沖縄の工芸の魅力に繋がれば」と話しました。

他にも復元された貴重な道具は12月18日から始まる企画展「首里城正殿煌びやかな正月祭祀道具」で一般公開されます。