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島尻安伊子沖縄担当大臣が、辺野古をめぐり政府と対立する翁長知事の姿勢が、来年度の沖縄振興予算に影響する可能性を示唆しました。

記者が「基地問題をめぐって裁判になっていますけどもそういう翁長知事のスタンスと振興予算は影響あるのか」と質問すると大臣は「全くないとは考えていません」と答えました。

一方で振興予算について、「必要な額は確保したい」「基地問題とはリンクしない」とも述べましたが、自身の考えを次のように強調し、含みを持たせました。

島尻大臣は「やはり空気感というんでしょうか。そういう意味では、私の中で予算確保について全く影響がないというものではないと私自身が感じているというところで」と話します。

2016年度の沖縄振興予算の概算要求額は3429億円。予算折衝がまさに大詰めのこの時期、沖縄担当大臣の翁長県政を揺さぶるような発言は波紋を呼びそうです。

島尻大臣は基地と振興予算はリンクしないと述べています。沖縄担当大臣として誤解を与えるような表現をせず自らリンクさせない姿勢を貫いてほしいものです。