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普天間基地周辺を飛行するアメリカ軍機に向けて強い光を放つレーザー照射がこれまで5回、あったことが分かりました。

中谷防衛大臣は「墜落等の大惨事、これを招きかねない大変危険で、悪質な行動であることから、強い懸念を持っています」と話します。中谷防衛大臣は、普天間基地で、10月30日の午後6時過ぎ、軍用機が滑走路に入る際地上から緑色のレーザーを当てられていたとの連絡を海兵隊から受けたと明かしました。海兵隊報道部によりますと、同様のケースは2014年7月から、5回発生しているということです。

照射された光の強さは明らかにされていませんが、特に、夜間訓練中に暗視用ゴーグルを装着したパイロットが強い光を見た場合、視界が奪われるため、非常に危険だとしています。

警察が、威力業務妨害の疑いで捜査を始めています。また、国土交通省によりますと、レーザー照射による航空機への被害は2010年7月以降、全国で少なくとも150件確認されています。