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15-11-13-005

辺野古の埋め立て承認取り消しをめぐり国による執行停止を違法として県が審議を求めた国地方係争処理委員会の初会合が東京で開かれました。国地方係争処理委員会は国と地方自治体の間の問題を審査する第三者機関です。

県は、辺野古の埋め立て承認取り消しを国が行政不服審査制度で執行停止したのは違法だとして委員会に対し11月2日、違法状態の是正を国に勧告するよう求め審査を申し出ていました。

小早川光郎委員長は「13日の委員会ではこの審査申し出の適法性の如何、それから今後の進め方について若干の議論をいたしました」と述べました。

不服審査制度に基づく国の執行停止の決定は審議の対象とならない可能性も指摘されていて、委員会がそもそも県の申し出を実質的に審議するかどうかが焦点となっています。

小早川委員長は「沖縄県知事、および国土交通大臣に対して、執行停止決定、これが国の関与に該当するかどうかに関して、文書により説明を求めると」と話しました。