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地元の海の環境を学ぶ

名護市の屋我地島の中学生たちが、地元の自然に触れながら環境について考える体験学習を行ないました。この体験学習は、地域の環境活動やエコ活動に積極的に取り組む小中学校を支援する「ライオン美らアクション」基金を受けて実施されました。

屋我地中学校の2年生たちは「海の恵み」をテーマに、学校に近い羽地の海に生息する魚と貝の種類や、美味しい調理方法を学んだあと、海岸に移動し、投網漁を体験しました。

最初は余裕の表情を見せていた生徒たちも、重さおよそ20キロの網を扱うのに一苦労。その後、獲れた「ミジュン」と「ハザラ」を大人に教えてもらいながらさばいていました。生徒は「うろこ取るのは楽しかったけど、切るのは難しかったです」と話していました。

その後、羽地地区でよく取れる「キブイナ」と呼ばれる貝の潮干狩りをして学校に戻り、漁で取れた食材を調理しました。献立は、貝の炊き込みご飯や投網漁で取れたミジュンのフライなど5品目で、どれも生徒たちの自慢の品々です!

男子生徒は「美味しいです!」「地域の魚とか食べれて、こんな味がして、初めての経験だったので、良かったです」女子生徒は「すごく苦労とか、大変だったけど、でも、最後に皆で協力して、料理して美味しく作れたので良かったです」と話します。

生徒たちは料理に舌鼓をうちながら、地元の自然の豊かさを確認していました。