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翁長知事が伊江島を視察

翁長知事は4日伊江島を訪れ、医療施設や港湾などを視察しました。翁長知事が離島を行政視察するのは、就任後初めてです。

出迎えた伊江村の島袋秀幸村長は、初めての離島視察が伊江島となったことに感謝の意を伝えた上で、伊江港の改修や、村立診療所への医師の派遣など、7項目の要望を伝えました。

透析センターを視察した知事は「観光客でもなかなか離島には行けない人が、こういう施設があるからと来られる方もおられるそうですね」と話していました。

意見交換会のあと翁長知事は、島内を視察。住民の通院費など負担を減らす効果を挙げている人工透析センターでは、観光客も利用でき、透析患者も安心して観光できると関心を寄せていました。

また伊江港では、年間およそ50万人の利用者がいるものの、港にうねりが入るため年に18日ほど欠航していると説明を受けたのに対し、2016年度には改修のための設計に入る方針を村に伝えました。

翁長知事は「離島の発展なくして沖縄の振興なしと。県政のですね、しっかりとした課題として、実現に向けて頑張っていきたい」と話していました。