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15-10-30-05

沖縄を訪れている防衛省の若宮副大臣が大量のドラム缶が見つかった沖縄市のサッカー場を視察しました。

このサッカー場では100本以上のドラム缶が地中から見つかり土壌などのダイオキシン汚染が問題となっています。沖縄防衛局の井上局長はドラム缶が見つかった経緯や現在の状況を説明し2016年度以降に予定されている土壌の処分や復旧工事のスケジュールを前倒しできるよう検討していると伝えました。

そして副大臣はこの後沖縄市役所に桑江市長を訪ね、牧港補給地区倉庫群の嘉手納弾薬庫知花地区への移転に協力を求めました。

桑江市長は、「地元の理解が得られるか、市の発展に支障がないか、しっかりと見極めて検討したい」と述べた上で、渋滞対策やアリーナの整備など、市の振興策の充実を求めました。

若宮副大臣は「沖縄市のさらなるご理解とご協力をいただきながら引き続き基地から派生する課題につきましてはしっかりと誠実に取り組んでまいりたいなと」と述べました。

国は今後、協議会を設置して地元の意向を反映させたいとしています。