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障害者への配慮と理解を求めて街頭活動

8年前、障害のある男性が警察官に取りおさえられた直後に死亡した事件の裁判が来週結審するのを受けて、障害者への理解を呼びかけようと10日、街頭活動が行われました。

この事件は2007年、佐賀県で帰宅途中の安永健太さんが職務質問を受けた際、挙動不審な行動をとったとして警察官5人に取り押さえられ、その直後に死亡したものです。

安永さんには知的障害があり、遺族は警察の対応が障害を理解した対応ではなかったとして、佐賀県を相手に損害賠償を求める裁判を起こしています。

街頭活動は、その裁判が14日に結審することから企画されたもので、およそ120人がチラシを配って障害のある人への理解を訴えました。