※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
Q+スポーツ部 親子で挑んだ最後の大会

勢いのあるスマッシュと、この雄叫び!昨日行われた高校卓球選手権大会。県内から138人の選手が集まり、頂点をかけて迫力のプレーを見せました。

今大会、団体やシングルスなどで3冠を狙う、強豪コザ高校。3年生最後の大会に、一際強い思いで臨むのは、伊志嶺鷹啓選手。国体の県代表に選ばれた、実力ある選手です。

伊志嶺選手「自分の持っている力をどんどん出して行って、お父さんが笑って見ていられる位楽な試合をしていきたいです。」

父の影響で小学1年生から卓球を始めた伊志嶺選手。監督としてチームを率いる父の元で卓球がしたいと、コザ高校に入学しました。

伊志嶺選手「練習中は先生と生徒、家に帰ったらお父さんと子どもの親子という関係で、そこはしっかりできたので」

幼い頃から親子で励んできた卓球。父の元で最後の大会に挑みます。

伊志嶺監督「僕らはいつも試合で笑いなさいって言っているんですよ。今回最後の大会なので、本人が楽しんでくれたら一番いいと思います」

父・伊志嶺監督が見守る中、順調に勝ち進み迎えた準決勝。2セットを先取し、続く3セット目。打ち返しを決め、勝ち上がります!続く決勝戦は、コザ高校同士の戦いとなりました。ピンチを背負っても、笑顔は忘れません。

Q+スポーツ部 親子で挑んだ最後の大会

伊志嶺選手「最後の大会なので笑顔を意識して」

激しいラリーを制し、高校最後の大会を優勝で飾りました。同校対決を制した息子の姿に、試合後は親の思いを重ねました。

伊志嶺監督「決勝でコザ同士がだったらどっちも応援してしまうから、どっちが勝ってもいいかなと思いながら、3年間応援してきて最高の結果を出したのは良かったと思います。」

伊志嶺選手「一番は自分を育ててくれてありがとうと、コザ校に来ないかと誘ってれてありがとうと。チームの為に頑張ってくれてありがろうということと。感謝の言葉でいっぱいです。」