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ペットボトルの浮き具作り

夏休みも中盤。海や川で楽しい思い出を作った人も多いと思います。一方で、気をつけなければならないのが水の事故ですが、いざという時、ペットボトルが命を助けてくれるかもしれません。

糸満高校で行われたのは、「ペットボトル」を使った浮き具づくり。海や川で溺れた人を救助するための浮き輪の代わりとなります。

参加した生徒は「結び方が色々あって難しいと思いました。」と話し、また、別の生徒は「普段はゴミとして扱っているペットボトル、人のためになるのはすごいと思いました。」と話しました。今回作った浮き具は、糸満市内の川や海沿いなどに設置されます。

中川:ペットボトルで浮き具。どれほどの実力があるのでしょうか。取材にあたった上間記者です。

上間:はい。これが実際に作ったペットボトル浮き具です。

中川:とても簡単な作りなんですね~。

上間:本当ですよね。2リットルペットボトルを2本つなげただけのものなのですが、水中では、これだけでも十分人が浮くことが出来るんです。

上間:実際に、ことし2月、那覇市の川沿いに設置されているペットボトルの浮き具を使って、誤って川に落ちた男性が救助されたんです。

上間:使い方は、このように、胸の近くでしっかり抱えて、救助を待つようにしてください。

中川:身近なペットボトルの持つ実力、いろんな場所に設置されると、いざという時に役立ちますね。上間記者でした。