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15-08-16-01

名護市の稲嶺市長は16日、中谷防衛大臣と会談し、改めて「普天間基地の辺野古移設を受け入れるのは困難」との考えを示しました。

16日、名護市内のホテルで開かれた会談で稲嶺市長は「辺野古に移設されるというこの一点だけについてはどうしても、今の県民の世論調査、これまでの選挙の結果などからいたしましても、受け入れるのはとても困難だと」と述べました。

また中谷防衛大臣は「県と一カ月の協議にあたって、改めて政府の考え方を説明させていただくと同時に、地元の皆さまの要望も聞きたいということでまいった次第であります」と話しました。

稲嶺市長が、普天間基地の辺野古移設は機能強化であり、負担軽減とはほど遠いものだと主張したのに対し、中谷防衛大臣は辺野古が唯一の手段だと強調し話し合いは平行線となりました。

中谷防衛大臣は16日午後、翁長知事と会談する予定です。