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修学旅行の学習効果発信 ディスカッション取り入れ平和学習

県外の学校関係者などに、修学旅行の魅力や学習効果を発信するイベントがありました。ディスカッションを取り入れた新たな平和学習に、注目が集まっています。

大学3年生の、国仲瞬さん。国仲さんは去年、平和学習支援を目的に株式会社がちゆんを設立しました。がちゆんは、大学生と高校生らがディスカッションしながら、沖縄戦や基地問題を学ぶ方法を提案しています。

国仲さんは、「語り部の減少や、知識詰め込み型の授業に生徒が消極的になってしまうことが課題」などと話し、大学生とのディスカッションを通して学ぶ平和学習の提案や、「今の日本は平和か」をテーマに、模擬ディスカッションを公開しました。

高校生役の女性「平和かって聞かれたときにどっちだろうって悩んだということは、(平和とは)言いきれない(周囲の反応:あーーーー)」

高校生役の女性「安全保障のこともニュースで聞くようになったし、沖縄に来たら騒音とかも自分でも体験して、明らかに愛知で過ごしてきた頃と違う」

大学生「愛知からきたみんなが沖縄にきて、むしろノーって感じたといっていて、とても不思議な感覚」

参加者は、この新たな平和学習をどう見たのでしょうか?

学校関係者「ボランティアの方だと学校側の要求を伝えるのはなかなか難しいが、ビジネスであれば、学校側がこういうことをしたいんだ、とかいったような要望をボンボン伝えて(いける事が魅力)」

学校関係者「年が近いということもありますし、もうちょっと身近で深いところまで話せると思います。生徒のいい経験になると思います」

がちゆんは、設立から1年で15校を受け入れていて、来年度はすでに113校から申し込みや問い合わせがあるということです。