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15-07-10-08

2015年1月からおよそ3か月間、嘉手納基地にF16戦闘機が暫定配備されていた間に、基地周辺での騒音が激しくなっていたことがわかりました。

嘉手納基地には、2015年1月から4月までのおよそ3か月間、アメリカウィスコンシン州の空軍州兵部隊所属のF16戦闘機12機が暫定配備されていました。

県環境保全課によりますと、暫定配備の94日間で、県が集計した基地周辺の15の測定ポイントのうち11のポイントで、騒音が激しくなっていたことが分かりました。

このうち、うるま市美原では、1日平均の騒音発生回数が以前より15.6回増え56.8回となったほか、戦闘機の侵入経路に近い北谷町砂辺では、期間中の騒音の平均値が、配備前より4.8デシベル増加したということです。

嘉手納基地では、6月中旬から新たにバーモント州空軍からF16戦闘機10機が暫定配備されていて、周辺の自治体からは騒音の激化を懸念する声が上がっています。