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15-07-03-10

化粧品会社・カネボウの美白化粧品で肌がまだらに白くなる白斑の症状が出た問題で沖縄の被害者に対する弁護団の説明会が7月3日開かれました。

カネボウ化粧品の白斑問題は2008年から2013年にかけて販売されたロドデノールという成分が入った美白化粧品を使用した人の肌がまだらに白くなる「白斑」という症状が表れたものです。

全国で少なくとも1万9000人を超える被害報告が確認されていて損害賠償を求める裁判も各地で起きています。県内でも、被害報告が多数あったことから2015年5月に沖縄弁護団が結成されています。

3日行われた説明会には白斑症状に悩む人たちおよそ10人が訪れました。沖縄弁護団結成後の説明会は今回が初めてで、弁護団では、今後、損害賠償を求める訴訟を提起していく方針です。