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日本一をかけたプレーオフが始まった琉球ゴールデンキングス。おとといのファーストラウンド第1戦を落とし、崖っぷちの状態で迎えたきのうの試合、キングスが底力を見せつけました。

Q+スポーツ部 西地区セミファイナル進出をかけて 琉球キングス見せた団結の力

岸本隆一選手「本当に寝られなくて、有明で(無得点だった)京都戦終わった後にも普通に寝られたのに、きのう(第1戦の後)は本当に全然寝られなくて。」

日本一を決める有明行きの切符をかけたプレーオフ。そのファーストラウンド、おとといの第1戦を落としたキングス。負ければ今シーズン終了の崖っぷちのチームを救ったのは、悔しさを語った若き司令塔・岸本でした。

第1戦、5得点に終わった鬱憤を晴らすかのごとく第2Qまでに4本の3ポイントをねじ込みます。さらに、随所で味方への絶妙なアシストパスを出すなどチームを牽引。終わってみればチーム最多の21得点をたたき出した岸本。チームも第1戦の借りを返す快勝で、1勝1敗のタイへと持ち込みます。

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そして20分のインターバルを経て迎えた最終決定戦。前後半合わせてわずか10分で勝敗を決する緊張感高まるゲームで、チームに流れを持ってきたのが…

岸本隆一選手「第3戦1発目、キャプテンが、あの緊迫した場面ではないかのような、練習でいつも何百回何千回と見てきたジャンプシュートを普通に沈めたので、この人やっぱりキャプテンだなとすごく僕は感じて。」

金城茂之選手「第3戦で負けられない試合だったんですけど、こういう時こそ普段通り、練習通りというのをみんなに伝えてあったので。」

経験豊富なキャプテンが冷静にシュートを沈め、チームに自信をもたらします。試合は1点を争う展開となりますが、冷静に試合を進めたキングスが、勝負所で確実に得点を決めていきます。

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短期決戦の難しさを感じながらも、勝利をもぎ取ったキングス。西地区セミファイナル進出です。

岸本隆一選手「嬉しいという気持ちよりも、苦労して掴んだ今週末だったのですごく安心しています。(次戦は)何が何でも勝ちを最優先に考えて、しっかり戦っていきたいと思います。」

苦しみながらもファーストラウンドを突破したキングスは今週末、有明をかけ浜松と対戦します。

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