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浦添市の松本哲治市長は、選挙公約で「反対」としていた那覇軍港の浦添への移設について、浦添市の素案を示した上で「受け入れる」方針を表明し、自身の選挙公約を撤回しました。

松本市長は4月20日会見を開き、現行の計画よりも軍港の位置をずらし、全体の埋め立て面積を縮小する「浦添市素案」を発表して軍港の移設を受け入れる方針を示しました。

2年前の選挙で掲げた「軍港移設反対」の公約は撤回しました。会見で松本市長は「公約というものは、一度掲げたらどのような状況の変化があっても変えることがあってはならないというものでもなく、同時に公約で約束したにもかかわらずころころころころ変えてもいい、そういう軽いものでもないと」と話しました。

また、松本市長は、辞任する考えはないとし、あす予定している市政報告会で市民に説明したいと話しました。