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迫力満点の映像は先日慶良間諸島で撮影されたザトウクジラの映像です。今がシーズン真っ盛りのホエールウォチングですが、2日はとても珍しい映像が届きました。

何度も顔を出してウォッチング客を逆に観察しているような動きはスパイホップ。

こちらは船にぴったり寄り添うように泳ぎ、お腹まで見せる愛嬌たっぷりのメスのザトウクジラ。この映像も貴重ですが、実はその周りには3頭のオスが・・・。

1頭のメスのクジラと交尾を狙うメイティングポットという繁殖活動の様子です。そして、こちらは小型カメラで撮影した水中の映像。

ピッタリ寄り添い泳ぐ親子の近くに大きな影が見えます。

宮城清さんは「目的はエスコートと言っているけどサポートしているわけではなくメスと交尾をするためにチャンスを狙っているわけね」と話します。

毎年、子育てと繁殖活動に慶良間の温かい海域にやってくるザトウクジラ。2015年は天候もよく、20日連続でクジラが確認されているということです。

宮城清さんは「176頭1日時点で大体シーズンで200頭前後個体識別ができる。2015年は多いかな」と言います。ホエールウォチングは4月上旬まで楽しめます。