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15-02-19-05

新基地建設に抗議し名護市のキャンプシュワブ前で座り込む市民らに対し国は19日、市民が設置したテントを撤去するよう、文書で指導しました。

キャンプシュワブゲート前の道路を管理する北部国道事務所は、19日市民らが抗議のために設置しているテントなどが交通の妨げになっているなどとし、撤去を指導する文書を持って現場を訪ねました。文書による指導は今回が初めてです。

平和運動センターの山城博治さんは「今の沖縄の状況の中でそういうことが許されるのかということに憤りを感じます。文書1枚で撤去せよ、聞かなければ機動隊投入でしょう」と怒りをあらわにしていました。市民らは文書の受け取りを拒否したということです。

一方、沖縄総合事務局開発建設部の高井企画調整官は「適切に道路の使用を呼びかけているだけですので、住民運動を排除しているという意思は全くございません」「自主的に撤去されるものと思っている」と述べました。北部国道事務所では今月26日までの撤去を求めています。