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選挙区間で投票の価値が異なるのは憲法違反だとして2014年12月に行われた衆院選の無効を訴えている裁判の第1回口頭弁論が開かれました。

この裁判では1票の価値を巡る格差は是正されていないとして2つの弁護士グループが2014年12月の衆院選の全国の小選挙区全てで選挙無効を求めています。

有権者数の最も少ない宮城5区と比較した場合県内1区では1票は0.88票2区は0.84票と1票に満たないとして各選挙区の住民らが原告となり選挙無効を求めています。

17日、福岡高等裁判所那覇支部で開かれた口頭弁論で原告側は「1人1票でなければ国会の議決も正当とはいえない」と訴えました。

これに対し県選挙管理委員会は原告の訴えを棄却するよう求めています。