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15-01-19-07

様々な境遇に置かれた子どもたちの姿を通して世界を見つめる作品展が、県立博物館・美術館で開かれています。

会場には、世界各国の20人のアーティストが制作した作品が展示されています移民や貧困など時代や、大人の都合で様々な境遇に翻弄されながらも独自の感性で力強く生きる子どもたちの姿が捉えられています。

このうち「しっかり者は夢を見る」という作品では親の横で、妹の世話を余儀なくされる少女が、避けられない現実の中で夢に逃避する表情が写し出されています。

また、アメリカで活動する県出身の照屋勇賢さんの「未来達」という作品では、東村高江の子どもたちが、基地の垣根を越えて自由に遊ぶ様子が、柵と同じ、高さ45センチのスクリーンで未来への可能性として表現されています。

この作品展は、3月15日まで開かれています。