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この一年を振り返る2014回顧最終日のきょうは「世相」です。ことしQABが取材した出来事をことし流行った曲に乗せてお伝えします。ことしもご覧いただきありがとうございました。また来年1月5日お会いしましょう。

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真嘉比小学校のみなさん、先生と地域のお兄さんたちが作った秘密基地の使い心地はいかかですか?みなさんのワクワクドキドキが伝わってくるようでしたね。

そう、ことしの沖縄もいろいろな胸ときめくドキドキ不安になるドキドキがありました。

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大人は、家計を直撃する、これでドキドキしました。消費税が8パーセントに上がる前にと、日用品を買い溜めや家具などを駆け込み購買が相次いだ。

秋山「4月1日になりました。こちらモノレール那覇空港駅では運賃表の張り替えが行なわれています。」モノレールは、一部区間で10円の値上げ、タクシーは、初乗り区間を短くするなど交通機関も軒並み値上げ。

首里城には国王と王妃の当時の生活を垣間見ることができる建物が復元されました。そして首里城内の御嶽跡からは金銭の発見もありました。首里城の御嶽跡で発掘された貝の殻の中から、琉球王国時代、土地の神へ奉納した金銭8枚が見つかる。

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県民に親しまれてきたこの店は歴史に幕を閉じました。

杉山潤治社長「沖縄のすべての皆さまに、改めまして、御礼を申し上げさせていただきます。本当に本当にありがとうございました。」

沖縄三越本店が57年の歴史に幕を下ろした。最終日にはおよそ1万8000人が店を訪れ別れを惜しんだ。

飲酒がらみの人身事故は24年連続ワースト。本人も回りも不幸にしてしまうことを肝に銘じなければいけません。地震、台風と、ことしも自然の力を思い知らされました。

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一方、こちらは水不足。八重山地方は夏以降の少雨で夜間断水が実施されました。

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自由はいいものですよね。その気持ちもわかるけどドキドキするから、もう逃走するのはやめてくださいね。暖かい沖縄で冬を過ごそうと、福島からは2頭のゾウがやってきた。人間の不注意が、動物たちの命を奪ってしまいかねません。

ウミエラ館館長屋良朝敏さん「想像以上の状態っていうかどっか他でひっかけてきたのか、つい最近まではついてなかったんですよ」

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絶滅危惧種のクロツラヘラサギ。釣り糸などが足に絡り、保護された時は足の腱が切れて動けなくなっていました。治療を受け回復し、自然に戻っていきました。釣りをする際のマナーの徹底が求めらます。

12年前、難病で尾びれのおよそ75パーセントを切除したフジのために世界で初めて人工尾びれが開発されました。人工尾びれで泳ぐ、その元気な姿は海洋博公園の人気者になった。

スタッフは「動物のリハビリについてフジに多くのことを教わった」と話しています。

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女性「びっくりしました」

男性「県議会前車・・・に草。」

男の子「県議会前野菜・・・あ、草が生えている車」

沖縄の夏も、エアコンなしでなんのその!車内は涼しく快適だそうです。

ふるさと、島の言葉を残す努力も続いています。

方言「(女の子のねずみは年頃ですごい美人だから)(シーヤーマーは難しいと思いますが、上手に踊れるという夢を持って頑張っていこうと思います。)」

子ども達は、校内しまくとぅば大会で童話や、日常生活の様子などを発表。そのなめらかな話しぶりをうらやましく思う大人もいるのでは?うるま市内の交番に努める若い警察官たちが方言を使って巡回のうまさを競いました。

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谷本香亜奈巡査「最近、でーじなあちさぬじゃないですか?あちさん、あちさぬ?あたってます、方言?」

おじいちゃん「ディーダのこと言って。まく」

谷本香亜奈巡査「まふっくわ?マクドナルド?」

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中にはこんな強者もいましたよ。宮古方言の調査・研究で宮古島に滞在しているフランス出身のセリック・ケナンさん。海も空もとても綺麗だ。また女性も美しい人が多い。どうしよう。

来年は沖縄戦が終わって70年になります。戦争体験者が年々少なくなる中、戦争がいかにおろかで恐ろしいものかを子ども達に伝えようという大人の姿がありました。

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今年新たに弟が追加刻銘された

弟が追加刻銘された男性「やっと追加刻銘されてこんなに嬉しいことはない特別子や孫を連れてきた語り継いでいこうかなと。」

魂魄の塔にきていた親子「今平和学習をしているので初めて連れてきました。」「ずっと戦争をしなくてずっと平和でみんながずっと笑顔でいられる日本にしてほしいです。」

真喜良小学校3年増田健琉くん平和の誌朗読「空はつながっているのにどうしてかなどこまでが平和でどこからがせんそうなんだろうどうしたらせんそうのないどこまでも続く青い空になれるかな」

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先祖から受け継いできた文化、豊かな自然を次の子ども達の世代に繋いでいきたい。

事件や事故、環境破壊、生活の困窮など厳しい現実もある中子ども達の「希望」や「未来」を守り、バトンを渡す。新しい年を前に、そんな決意を私たちはしているのです。

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