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いよいよ2日後に迫った衆議院議員選挙、きょうは改めて1区から4区9人の候補者の訴えと有権者は何を重視しているのか街の声をお伝えします。2年ぶりの総選挙、全国的には安倍政治の是非を問う選挙とされてきましたが、沖縄の有権者は何を重視しているのでしょうか?

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男性「基地問題ですかね。この先10年20年に関わる問題なので」女性「お金で沖縄を売りたくないと思うので」男性「基地に頼らないで経済を浴するのがいいと思っているので」

先月の県知事選挙から、わずか2週間で衆院選の選挙戦に突入した沖縄、やはり基地問題が大きな争点に上がります。

赤嶺政賢候補「安倍内閣の新基地建設を応援する政治家沖縄から一人もいらない」

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國場幸之助候補「アジアと日本の架け橋として。強い経済と優しい社会を必ずや作ってまいります」

下地幹郎候補「沖縄の民意は決まりましたね。じゃあこの民意を誰が安倍さんとワシントンと交渉するんですか」

下地さんは日本政府・アメリカとの交渉役をアピール。野党側は「辺野古新基地NO」を掲げ知事選で勝利した枠組みで1区から4区まで戦いを繰り広げてきました。しかし基地問題の一方、有権者からは別の声も上がります。

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女性「経済ですね。沖縄は観光立県ですし子ども達の教育ね」男性「沖縄では経済がいいと言えばうそになるからもっと経済効果があってほしいですからね」

対する与党、自民党は今回、アベノミクス効果による景気回復を強調、前職4人が今後政府とのパイプ役となることを前面に押し出し、知事選の流れを止めようとしています。

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2区照屋寛徳候補「軍事基地に頼らないうちなーを誇りある沖縄を作ってまいりましょう」

宮﨑政久候補「普通のまっとうな沖縄の橋を作りたい。エキセントリックに反対の声を上げているだけでは前に進まない」

3区比嘉奈津美候補「この2年沖縄にたくさんの観光客が訪れるようになったのはアベノミクスの影響であります。沖縄の経済をしっかり確立していこうと」

玉城デニー候補「あれから2年しか絶たないのに今(普天間の県外移設)それを裏切ったのは誰ですかその時に相手をののしった人たちではないですか」

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4区仲里利信候補「戦争に繋がる辺野古の海の埋め立てだけは絶対に許すことはできない。政策が命なんです」

西銘恒三郎候補「この解散総選挙は地域を元気にして地域で働く人の県民所得をいかにたかめていくかという闘いだと訴え続けています」

最後に街の人に投票に行きますかと聞きました。

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街録「行きます」街録「終わりました」街録「分からないから投票しない方がいいかなと思って」

7日現在の期日前投票は3万905人と有権者の2.8%で2年前の衆院選に比べおよそ2700人少なくなっています。

QABが朝日新聞合同で行なった世論調査では、今回の選挙に「大いに関心がある」「少しは関心がある」と答えた人は全体の8割を超え、関心度は高いと言えます。

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沖縄の声を国政へ届けるための選挙。衆議員議員選挙は14日、今週の日曜日です。