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辺野古の埋立て工事などを所管する県土木建築部が3日、次期県知事の翁長雄志さんに引継ぎを行い仲井眞知事の埋め立て承認の経緯などを説明しました。

新基地建設に反対の立場で当選した翁長さんには10日の知事就任を前に県の各部局からの引継ぎ・説明が行われています。

3日、引継ぎを行った土木建築部は、辺野古の埋め立て計画にかかる審査などの行政を担っていて、翁長さんに対し技術的な問題や仲井眞知事が埋め立て承認に至った経緯などを説明したということです。

県からの説明を受けたあと翁長さんは「知事のとりうる権限をしっかりと検証し」「取り消しと撤回という要件が重なってくる場合には、それも視野に入れるというのは何も変わっておりません」と話し、改めて辺野古の新基地建設に反対する立場を強調しました。

また、現在国からの申請を受け審査が続いている移設工事の設計変更については経緯などを確認するにとどまったということです。