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こんばんは、スポーツです。J3リーグに参入し、1年間戦ってきたFC琉球。きのう、地元サポーターの前で、今シーズンホーム最終戦に挑みました。

J3リーグ開幕元年、新たなカテゴリーに挑んだFC琉球。今シーズンの集大成とも言える、きのうのホーム最終戦。リーグトップの金沢に対しました。FC琉球は、前半からディフェンス陣が安定。

薩川了洋監督「最初は失点が多いチームというところからスタート切っていって、ディフェンスはすごく意識的にみんなが修正できたんじゃないかな。」

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さらに得点力不足に悩んだオフェンス陣も積極的にゴールへと向かいます。すると、前半終了間際!藤澤典隆のシュートが相手ディフェンダーの手に。しかしこれはハンドと認定されずPKとはなりません。

するとエンドが変わった後半、21分。ディフェンスの隙を突かれ、痛い失点を喫します。それでも、FC琉球はチーム全員が最後まで走り続けました。

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薩川了洋監督「アルバイトしながらやっている選手たちが半数いる中では1年間良く走ってくれたし、苦しい思いをしているから、そういう人間がたくさんいるからこそ琉球のまとまりが最後まで今年は崩れなかったんじゃないかと思います。」

敗れたものの首位の金沢と接戦を演じたFC琉球。来季へつながるホーム最終戦となりました。

薩川了洋監督「1年間通して成績はあまり良くなかったにしても次につながる1年にできたんじゃないかと思います。」

そして、きのうの試合、引退を表明しプレーヤーとして最後のホーム戦となったのがFC琉球で5年間プレーしてきた小寺一生選手。試合後には引退セレモニーが行われました。

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小寺一生選手「小さい頃から自由に好きなサッカーをさせてくれた両親、隣で支えてくれた妻には本当に感謝しています、ありがとう。なかなか思うような結果が出せず、喜んでもらえる機会は少なかったですが本当にいつも温かいご声援、そして温かい声をかけていただき、心から感謝しています。自分の名前を呼んで、いつも応援してくれたサポーターの皆様本当に5年間ありがとうございました。」

試合後、薩川監督は「小寺選手はプレーだけでなくムードメーカーとしてもチームに欠かせない存在だった」と引退を寂しそうに話していました。

平均年齢24歳でスタートした若いチーム。今シーズンの経験を糧に来シーズンはさらなる上の順位を目指してほしいと思います。以上スポーツ部でした。