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16日に行われた沖縄県知事選挙は、新人の翁長雄志さんが現職の仲井眞さんを破り初当選を果たしました。

当選した翁長さんは「新しい基地を美しい大浦湾を埋めて造るということに大変沖縄県民は嘆き悲しみ、戦後69年間、勘弁して下さいよというような切実な思いが今度の選挙にはあったと思います」と話しました。

開票の結果、辺野古移設に反対を訴えた前那覇市長の翁長雄志さんが現職の仲井真弘多さんに10万票近い大差をつけ初当選を果たしました。

投票率は、前回より3.25ポイント上回る64.13パーセントでした。

昨夜那覇市で県民からは「ぜひ翁長さんには周りからの圧力にも負けず頑張ってもらいたいと思います」「やはり反対なので宜野湾市民として支えていきたい応援はしていきたいと思いますね」という声が聴かれました。

一夜明けて翁長さんはオール沖縄という考え方に県民からの理解を得られたと選挙戦を振り返りました。

翁長雄志は「知事権限をしっかりと行使していくということと、民意が私を選んだということが一つの状況の変化になりますので、撤回というようなものを視野に入れて動いていきたいということですね」と翁長さんは述べ、選挙で示された県民の民意を国内外へ伝えていくことが最初の仕事だと話していました。