2014年11月10日 18時41分

シリーズ沖縄の岐路(9) 情勢・世論調査

シリーズでお伝えしている知事選挙「沖縄の岐路」

きょうは、QABと朝日新聞、沖縄タイムスが、今月7日と8日の2日間で実施した情勢調査の結果をお伝えします。果たして県民は、何を判断材料にどの候補者に投票するのでしょうか。

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県知事選挙には、現職と新人あわせてご覧の4人が立候補しています。情勢調査は、コンピューターで、無作為に作成した番号に調査員が電話をかける方法で県内の有権者を対象に実施。有効回答は1206人で、回答率は59パーセントでした。

調査の結果、翁長さんが優位に立ち、仲井眞さんが追う展開で、下地さんと喜納さんは厳しい情勢となっています。このうち翁長さんは幅広い世代からの支持を受け、全体の7割を占める無党派層に、広く浸透しているほか、支援を受けている共産、社民の支持層を固めています。また、自主投票となった民主支持層の、大半の支持を集めています。

一方、仲井眞さんは推薦を受ける自民支持層の8割を固めているものの、自主投票となった公明支持層については翁長さんと分け合っています。下地さんと喜納さんは、支持の広がりが見られません。

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Q1.知事選で、何を一番重視して投票するか?(四者択一)

50代女性「やっぱり経済の活性化。もうちょっとお金を流通するように。」

50代女性「基地の問題がどうしても一番に考えています。どうしても飛行機が頻繁に飛んでいること自体がありえない状況。」

情勢調査と同時に実施た世論調査で、県知事選挙で何を最も重視して投票するかを、四者択一で聞いたところ、「基地問題」と答えた人が45%と最も多く、前回の36%より9ポイント増えました。次いで「経済の活性化」と答えた人が38%で、前回の49%より11ポイント減っています。

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Q2,昨年末に、仲井眞知事が辺野古の埋め立てを承認したことを評価しますか?評価しませんか?

60代女性「いや。自然を破壊したらね、100年200年も自然は戻せないので絶対反対です。」

40代男性「あれは行政手続き上、法律に従って知事は承認せざるおえなかったので、あれはあれとして良いんじゃないかなと。」

70代男性「いや。これはもう全く理解できない。全然だめ。」

また、去年、仲井眞知事が辺野古の埋め立てを承認したことを評価するか、評価しないかについては、「評価しない」と答えた人が62%で、「評価する」と答えた人は23%でした。

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Q3,安倍内閣が進める沖縄の基地負担軽減策を評価しますか?評価しませんか?

40代男性「進めているというか進んでいる感じはしないです。」

30代女性「安倍さんは全然支持していないです。」

40代男性「(よくわからない)どうにか早く(解決)して欲しいんだけどもどうにも進まないって感じですよね。」

安倍内閣が進める沖縄の基地負担軽減策を評価するか、評価しないかについては、「評価しない」と答えた人が、56%と過半数となり「評価する」と答えた29%を引き離しています。

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Q4,普天間基地の移設問題をどのように解決するのが最も望ましいと思いますか?(三者択一)

50代男性「やっぱり県外が、県外とか国外が良い。」

60代女性「本土のほうか外国に本当はやったほうがいいんですけど」

普天間基地の移設問題をどのように解決するのが、最も望ましいかについて、三者択一で聞いたところ「国外に移設する」が53%と、「本土に移設する」と答えた18%と合わせると、全体の7割を超え、「県内に移設する」の19%を大きく上回りました。

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また、選挙への関心も高く回答した人の83%が、「必ず投票に行く」と答えています。

今回の調査では、まだ投票態度を明らかにしていない人が3割いることから今後、情勢が変わる可能性もあります。県知事選挙は、今月16日に投票、即日開票されます。

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