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戦争のない平和な世界をテーマに世界各地を船で巡る「ピースボート」のメンバーが、10月5日辺野古を訪れました。日本と韓国から参加したおよそ50人のメンバーは、10月30日から、韓国の釜山やアメリカ海軍の新基地建設が進む済州島などを回ってきました。

辺野古のテント村では座り込みを続ける安次富浩さんが、「ここには普天間基地の代替施設ではなく、全く新しい基地が建設されようとしている」と説明していました。

韓国・環境財団のメンバーは「ここに毎日座り込んで反対の声をあげている人々は、米海軍の新基地建設を止めようとしている韓国の済州島の人たちとよく似ています」とインタビューに答えていました。

その後キャンプシュワブ前を訪れジュゴン保護活動で世界的に知られるタイ人のピシット・チャーンスノーさんが、ジュゴンの住む辺野古の海を守らなければならないと訴えました。

ピシットさん「初めて辺野古を訪れて、ジュゴンを守るために、沖縄が連帯しているのだと感じました。ジュゴンもまた、人間を守る存在です。ジュゴンはとても力強い生物なのです」

メンバーは、今夜、沖縄を出発し、次の寄港地長崎を目指します。