2014年11月4日 18時50分

シリーズ沖縄の岐路(6)「経済」の政策は

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県知事選挙の特集、シリーズ「沖縄の岐路」。最大の争点は、もちろん基地問題になるわけですが、今回は、各候補の経済に関する政策をいくつかご紹介します。

知事選挙には、届け出順にご覧の4人の方々が立候補しています。

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まずはリーディング産業・観光政策です。

下地さんは、那覇空港の整備拡充に加え、嘉手納基地の民間活用、下地島空港の国際化などで、観光客1500万人時代を迎えるとしています。

下地さん「嘉手納飛行場の軍民共用化、嘉手納基地に全日空、日本航空、JTA、民間飛行機降ろして、東京直行便、海外からの飛行機を降ろして、中部圏域の活性化を図る」

喜納さんは、観光の国際化に対応できるような人材育成を行う「観光大学」の設置や、文化オリンピック、世界先住民大会の開催などを訴えています。

喜納さん「沖縄独自のものを作って、観光客にね、本当に喜ばせるようなサービスを助成していくような観光大学があってもよい」

翁長さんは、2021年をめどに、観光客1000万人、観光収入1兆円超を目指します。

翁長さん「情報通信産業においても、観光産業という意味でも、それから物流拠点という意味でも、この沖縄が発展しているというのは、やはりアジアのダイナミズムがこの沖縄に覆いかぶさってきているということ」

仲井眞さんは、リーディング産業としての基盤整備を訴えています。

仲井眞さん「東西南北の鉄軌道の導入、交通システム、不効率の部分があるので、交通システムを作る、那覇空港のもう一つの滑走路を造る」

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国が導入を進めようとしている、IR=統合型リゾート。目玉のカジノについて、喜納さんは賛成、下地さん、仲井眞さんは調査・研究、翁長さんは反対です。

喜納さん「カジノ、私は非常に沖縄にはカジノはいいものだとみている。ただ条件付き、私の場合は。関連産業、関連産業は沖縄出身の人たち、あるいは沖縄に住む人たちの方に任すという」

下地さん「だから国という国家が安全だと思って作ったものを全面的に否定する必要はない。ちゃんとそこに参加して、見ていって最終判断をやる。それでこうなりましたよと、これでどうですかと、いうようになって県知事として最後に判断すると」

仲井眞さん「国際観光みたいな方へなっていくためには、新しいやっぱりリソースというか開発しとかないと、いつまでも青い空と海というだけで、基本はできてますよ、そこにいろんなですね、アミューズメントとかですね、いろんなものを埋め込んでいかないと」

翁長さん「沖縄というものがこれからアジアの中で、沖縄らしくあるいは沖縄らしいやさしい社会の構築を10年間でやっていこうということにもなっているわけですから、それにそぐわないということで、カジノそのものはこれは沖縄の将来に禍根を残すのではないかと思っています」

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続いて「経済政策」です。下地さんは、10年間でGDP6兆円、県民所得100万円アップを目指すとしています。

下地さん「キーワードはビッグプロジェクトをやること、インフラを整備すること、それと輸出力を強化すること、地元の企業を優先してやると、この4つが私の考え方」

喜納さんは、最低限の所得を保障する「ベーシックインカム」を導入すると共に、日本との間に時差を設けるとしています。

喜納さん「沖縄は金融特区もあるんだけれども、これに対する手かせ足かせを取り除くという、まずこういうものを作ることによって、金融市場が自由にいくという。単なるそれだけではなくて、沖縄が優位に立つために時差を設ける」

翁長さんは、アジアの中の沖縄を意識し、「アジア経済戦略構想」を作るとしています。

翁長さんイ「沖縄には情報通信産業とか、あるいは金融特区とか、いろいろさまざまな特区がありますから、やはりこういったものの制度が改善されて、使い勝手がいいものに変わりつつありますので、やっぱりそうしたものをしっかり受け止めて、企業誘致とかそういったものをやっていくと」

現職の仲井眞さんは、8年間の実績を訴えるとともに、全国並みの完全失業率実現を訴えています。

仲井眞さん「非正規と呼ばれているものを正規にするとかね、完全失業率を良くしていくためには、企業誘致も含めて雇用の場、ジョブの数を増やしていく。オーソドックスだけどこれをやるしかない」

投票日まであと12日。基地問題以外にも、我々の生活に密着した様々な課題があります。誰に次の4年を託すのか、じっくり考えて投票しましょう。

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