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17日、11月の県知事選挙に出馬を表明している4人が討論会に出席しました。出馬表明後、4人が顔を合わせたのは初めてです。

公開討論会は、日本青年会議所沖縄ブロック協議会が主催したもので、現職の仲井眞弘多氏、前那覇市長の翁長雄志氏、元郵政民営化担当大臣の下地幹郎氏、そして元参議院議員の喜納昌吉氏の4人が参加しました。今回の選挙で主要な争点となる普天間基地移設問題については、4人の見解が大きく分かれました。

仲井眞氏は「1日も早い危険性の除去ですから、運用をまず停止して使わない状態にする。そして最終的には、今日米両政府が埋め立てしている向こうに移して」と述べ、翁長氏は「これを許せば、県民自らその建設に加担したことになり、これから50年、100年もの間、子や孫の世代に厳しい基地被害を押し付けることになります」と主張します。

また下地氏は「今回は県民にその選択を決めてもらって、賛成なのか反対なのかを決めてもらって、その決断によって政府と県民の意思をもって話をして決着をつけると」と話していて喜納氏は「辺野古新基地建設を阻止するために、知事の権限で可能、最も有効な方法は、辺野古埋め立て承認の取り消し、撤回以外にはありえないですね」と言いました。

知事選挙には、このほか、琉球独立を掲げる大城浩さんも立候補を表明しています。