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鳥インフルエンザなど家畜伝染病が発生した際の対応や各機関との連携などを確認する演習が7日、宜野座村で行われました。

家畜伝染病への対応を確認するため毎年実施されている防疫演習は、今回、大規模な養鶏農場がある北部地区で、鳥インフルエンザ感染が発生したことを想定して行われました。

参加者らは、感染発生時の初動体制を確認するため、ロールプレイング形式で対策本部の設置や、作業にあたる人員の確保の仕方を確認しました。その後、実際に防護服を着用。農場を想定したテント内での訓練では鶏をバケツに移したり感染した鶏の処分や死骸の処理を体験しました。

参加者はそれぞれ「一連の流れを頭に叩きこんで、スピーディに出来るようになればいいなと思いました」「防護服をつけての作業で動きが制限される中での対応だったので難しいなと思いました」と感想を話していました。

県では、渡り鳥が飛来し始めるこの時期に鳥インフルエンザが発生する可能性が高くなるとして畜産農家に注意を呼び掛けています。